渡邊琢磨 presents ARABAKI Special Ensemble
【出演】
内橋和久 × 渡邊琢磨 with Secret Guest
映像:甲斐田祐輔
渡邊琢磨
渡邊琢磨(作曲、ピアノ)宮城県仙台市出身。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学、作曲を学ぶ。帰国後、活動を開始。2000年、NYに渡り鬼才プロデューサー、キップ・ハンラハンとの共同制作でアルバムを次々とリリースし注目を集める(イギリスの音楽専門誌’WIRE’などに取上げられる)以降、国内外のアーティストと多岐に渡り音楽制作活動を行う。2004年、内田也哉子、鈴木正人(little Creatures)と、’sighboat’を結成。2007年、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー18カ国30公演にピアニストとして参加。2008年、内橋和久(gt)、千住宗臣(ds)とCOMBOPIANOをバンドとして再編。2014年、本人名義としては6年ぶりとなるアルバム「Ansiktet」をリリース。同年、本人主宰による室内楽アンサンブル ’Piano Quintet’を結成。映画音楽、CM、舞台など、多岐に渡り楽曲制作、提供。
内橋和久
イノセントレコード主宰。 インプロヴィゼーショントリオ/アルタードステイツ主宰。
1983年頃から即興を中心とした音楽に取り組み始め、国内外の様々な音楽家と共演。映画やダンス、演劇などの音楽も手掛け、中でも「劇団維新派」の舞台音楽監督を30年にわたり務めている。音楽家同士の交流、切磋琢磨を促す[場]を積極的に作り出し、即興ワークショップを世界各地で行う。即興音楽フェスティヴァル・ビヨンド・イノセンスを1996年より開催。
近年はこれらの活動と併行してUA、細野晴臣、七尾旅人、青葉市子、おおたか静流、Salyuらと歌に取り組む。即興音楽家とポップミュージシャンの交流の必要性を説く。
また、NPOビヨンドイノセンスを立ち上げ、大阪でオルタナティヴ・スペースBRIDGEを運営したことでも知られる。近年はアジアに目を向け、出会いを求めて各地を旅する。とりわけインドネシアのデュオSENYAWAとは交流が深く、新バンド「MAHANYAWA」を結成。ドイツの音楽家ハンス・ライヒェルが発明したダクソフォンの継承者としても知られている。
ベルリン在住。
甲斐田祐輔
1971年生まれ。『Two deaths three births』『RAFT』と自らのプロデュースで監督後、2003年、西島秀俊主演『すべては夜から生まれる』で商業映画デビュー。その後も『砂の影』でロッテルダム映画祭等各国で上映される。さらに単身パリに渡り撮影された『MUGEN』を監督するなど、独自のスタンスでオリジナル作品を撮り続ける。また平行して作曲家中島ノブユキ、菊地成孔などの映像作品も手掛けている。